40代、老化の影と絶望感

体験談
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10代から抱えてきた不調は、40代に入るとさらに加速していきました。
「老化」という言葉が現実味を帯びてくる年代ですが、私の場合はただの年齢のせいとは思えないほど深刻で、生活のあちこちに影響を及ぼしていたのです。


日常に忍び寄る違和感

呼吸が止まる感覚、喉のつかえ、胸に猫が乗っているような圧迫感。
些細な動作でも体は重く、動悸や倦怠感に襲われることが増えました。

PMSのような症状も加わり、「健康診断では毎年A評価なのに、どうして?」という思いが強くなっていきます。


老化を思わせる体のサイン

50歳目前、私はこんな症状に悩まされていました。

  • 動悸
  • 言葉が出てこない
  • 骨盤痛、膝痛
  • 歩くのが遅くなり、信号が変わっても走れない
  • 階段では手すりが必須
  • しゃがむと何かにつかまらないと立ち上がれない
  • 不眠やフラッシュバック
  • 運転中に意識が飛ぶ瞬間
  • 白髪や切れ毛の増加
  • 全身のかゆみ

中でも「言葉が出ない」ことは、とても大きなストレスでした。


言葉を失うつらさ

ごく簡単な熟語すら思い出せず、「アレがソレする」といった会話しかできない。

話すのが遅くなり、単語ひとつひとつを絞り出すように発する自分。
それは仕事にも影響し、同僚や家族とのやりとりにも支障をきたすようになりました。


そして病院探しへ

年齢的に更年期障害も思い浮かびましたが、なにしろ10代の頃から増え続ける不調の数々、それに加えて急激な記憶の衰えと言葉の障害です。「認知症の前触れではないか」と本気で心配しました。

そこでようやく「脳の病院を探してみよう」と思い立ちます。
この決断が、のちに総合診療との出会いにつながる第一歩となったのです。


次回予告

次の記事では、診断を受ける前に私が勝手に思い込んでいた「原因」について書いていきます。
背骨のゆがみ? 心の問題? アレルギー?……。果たしてそれは本当に正しかったのでしょうか?

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