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【第3回】疑っていたのは心や骨の問題?

体験談

不調がさらに悪化する前、20代~30代の頃から、私はずっと「きっと原因はこれなんだ」と思い込んでいました。
けれど、それは本当の原因からは少しずつズレていたのです。

側弯症のせいだと思っていた

中学のときにわかった側弯症。
「背骨が曲がっているから内臓が圧迫されて不調になるんだ」
「頭痛や関節痛だって、背骨の歪みが原因だろう」
などと自分なりに想像し、これさえなくなれば健康になれるんじゃないかと、矯正や治療法を探すことに躍起になっていました。

実際に整形外科の医師から「こんなに曲がってるんじゃ、あちこち痛くて当たり前。気にするな!」と言われたことすらあります。


心の病気?アダルトチルドレン?

世の中でADHDやPTSD、HSPといった言葉をよく耳にするようになったころ。
家庭環境が良くなかったこと、社会の中でうまく振る舞えなかった自覚から、
「これは心の病気かもしれない」「トラウマのせいかもしれない」と考えるようになりました。

実際に心療内科に通ったこともありました。


学生時代の記憶

私は常にかったるく「フゥ〜」とため息をついてるような中学生・高校生でした。
自分としては起きてるだけでしんどかっただけだったのですが、周りからは「気だるい感じを演出してるいけすかない人」と見えただろうと思います。(表向きはアンニュイと称されました)

側弯症に気づいた人から「気持ち悪い」と言われたり、とても痩せていることで周囲の思春期の先輩たちのコンプレックスを刺激し、歩いているだけで罵倒されるようなこともありました。

そんなことから自分に自信が持てず、挙動不審になり、時に攻撃的になってしまう。
だからこそ「私は精神的に弱いのかも」と思っていたのです。


咳やお腹の問題も迷宮入り

咳については喘息やアレルギー検査を30代と40代で2度受けましたが、結果はどちらも陰性。
医師からは「テスト項目にないものもあるからねえ…」と濁されるばかりでした。
健康相談では「それいつからなの?10年以上それで死んでないんだから大丈夫!」と医師から言われたことも。

お腹の不調については「過敏性腸症候群なのかも?」とネットで調べたりもしましたが、どの医師からもそうは言われませんでした。
結局、咳もお腹も原因不明のまま。迷宮入りでした。


次回予告

こうして私は「骨か心かアレルギーか」と、自分なりに原因を探し続けていました。
ですが、総合診療科で出会った答えは、まったく別のものでした。
次回はついに明らかになった意外な病名と、その診断結果について書きます。

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